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flickrをさぼっている話

写真コミュニティサイトのflickrを始めたとこのブログで書いたのは6月のこと。■初めてFlickrで遊んでみた(6月7日)しかし、けっきょく、その後一週間もしたら嫌になって利用をストップしてしまい今に至っている。理由は「時間」にある。flickrに目を付けた…

梅田望夫さんの「サバイバル」をめぐる雑感

梅田望夫さんが「サバイバル」をめぐってネット上の匿名の衆生とやりとりをしているのを読んだ。■サバイバルという言葉が嫌いなら使わないで話そうか少し以前に札幌大学の三上先生が「梅田さんは日本の若者たちの「父親」の役回りを覚悟して引き受けているの…

世界で戦うのは楽じゃなさそう

前回のエントリーでFlickrのことを書きました。あれからも時間を作ってはFlickrを見ているのですが、ポストされている写真の質はやはりはんぱじゃないですね。玄人はだしというか、プロフィールを見ると実際にプロやプロの卵の人たちがたくさんいるようです…

初めてFlickrで遊んでみた

ネットのおかげで写真にはまりました。毎日のネット遊びの時間は、いま写真ブログとFlickr見物に入れ込んでおり、こちらの方に書き込みをする余裕があまりありません。フィルム現像に当たる事後の画面の調整とネットへのアップと、写真にはやってみるとなか…

写真ブログは難しい

自分の下手な写真を棚に上げてのコメントになるのですが、写真ブログでブログの楽しさを実感するのは簡単ではないなと実感しています。 今年になってこのブログの兄弟サイトとして『横浜逍遙亭・写真帳』を立ち上げました。文字による読み物と写真とが混在す…

『フューチャリスト宣言』を読む

発売された日の夕刻、会社帰りに有楽町の三省堂で購入した。大学生の馬鹿息子に茂木健一郎さんの「クオリア日記」の存在を教えてあげたら、けっこう熱心に読んでいるようで、ごく希にではあるが「あの話読んだ?」などという会話が成立するのは親としてはい…

梅田さんの大企業論は面白かった

梅田望夫さんのところからリンクが張られると場末の路地にある我が家にたいへんな人が押し寄せてくるので、たじたじとなる。ここにはほかに若い人向けのコンテンツないし。ブログを読んでいて思うのは、梅田さんという人は自分に対してとてもわがままな人だ…

桜とデジタルカメラ

明日は土曜日。桜は満開。よし、花を撮りに行くぞ、と勇んでいたのに前日帰宅すると曇りから雨になるという天気予報のご神託じゃないか。曇りの日によい写真を撮る腕はないが、雨でもない限り家の中にたれこめるのもいやだ。思い切って三渓園に行ってみた。…

がんばれ、はてな

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グーグルで日本ビジネスを統括していたRichard Chenさんが米Hatena Inc.の役員に就任したとのニュースあり。ネットビジネスを本格的に英語圏で始める日本企業が出てくる予感。それがお金をたくさん持っているNTTの関連会社などではなく、ベンチャーのはてな…

無批判な集合知礼賛は“はてな”だ

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雨の土曜日。 おちゃめクールさんの「集合知の悲劇」を読んで感心した。 ■「集合知の悲劇」(『おちゃめクールの周回遅れブログ』2006年12月31日) 「はてな」でブログを書いていると、僕などは“集合知”という言葉を「はてなブックマーク」に結びつけて考え…

梅田さん、平野さんより我々の方が少しだけよく知っていること(『ウェブ人間論』をめぐる覚え書き3)

平野啓一郎さんは、匿名・顔なしを良いことに他人を不愉快にする類の情報発信をしている人達の存在に大いなる引っかかりを感じている。もちろん、賢明な平野さんは匿名はけしからんから止めた方がよいなどという言い方はしないが、こんなんでいいのかという…

もし梅田さんが『ウェブ進化論』でそれを言っていたら(『ウェブ人間論』をめぐる覚え書き2)

そもそも僕らは、彼の生業である経営コンサルタントとしての梅田望夫さんをまるで知らない。彼を個人的に知る少数の知人、仕事で付き合いがある一部のビジネスマンを除けば、世の中のほとんどすべての人が、あくまで“『Web進化論』の梅田望夫さん”か、せいぜ…

平野さん、腰砕けですよ(『ウェブ人間論』をめぐる覚え書き1)

今年の夏、勤め先での講演を梅田望夫さんにお願いした際、講演当日の夜にその印象をブログに書いた。彼の行動パターンをある程度理解した今となっては驚くことでもなんでもないのだが、梅田さんは数時間のうちにそれを見つけご自身のブログで紹介してくれた…

インターネットと初等教育

一昨日のエントリーで、bookscannerさんが書いた一連の記事に刺激を受けたことを枕にグーグルやインターネットと宿題という話題を書いたら、editechさん、bookscannerさん、rairakku6さんがそれぞれ実に印象的なコメントを残してくれました。さらにbookscann…

十年後、子供達はどうやって宿題をしているだろう

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bookscannerさん(id:bookscanner)の本の電子化に関する講義を理解できる範囲で辿りながら、また、途中で参入していただいた美崎薫さんのめくるめく言葉の数々を目にしながら、平凡な文系人間はほとんど思考停止状態に近いありさまで、ここ数日は地べたを這う…

essaさんのトラックバックに触発されて

9月25日のエントリーでbookscannerさんと三上さんのディスカッションを紹介し、「アトムのビット化を進めるのはグーグルの企業目標に適っているし、競争戦略上そうやっているんじゃないかと思う」と書いたら、essaさんがその感想を引き取って魔法のように展…

Google, Untouchable

三上さんとbookscannerさんがグーグルの書籍の電子化・インデックス化の話でやりとりをしており、これが面白い。ITの分野にご興味がある方は、ぜひ、お二人のサイトに行って御覧頂ければと思います。■グーグルが本の電子化で狙う「うまみ」の正体は(『三…

オールド・メディアあなどるべからず

はてなのRSSリーダーがキーワードウォッチ機能を搭載してすごく便利になった。そこで喜んでいくつかのキーワードを登録した。昨日に登録したばかりの「吉本隆明」にはさすがにひっかかってくるサイトが多い。吉本さんへの世間の注目度はやはり高いなあとあら…

文芸誌

国立近代美術館で開催されていた若中展に行きそびれた。この種の催し物はまだ時間があると思うと、どうもいけない。 昨日、文芸雑誌に思わず“過去の遺物のような”という枕をつけてしまったのだけれど、別に僕は文芸誌を蔑む気持ちは微塵もない。出版社にとっ…

梅田・平野対談に関する感想メモ

この一ヶ月ほどの間にいくつかの印象深い読み物に出会ったが、あえて自分にとってのベストスリーを挙げるすれば、これらだろうなと思ったのが次の三つだ。■羽生善治・吉増剛造『盤上の海、詩の宇宙』 ■茂木健一郎『生きて死ぬ私』 ■梅田望夫・平野啓一郎『徹…

Webジャーナリズムの可能性

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8月28日、韓国のオーマイニュースがソフトバンクの出資を得て日本でも業務を開始した。JANJAN、ライブドアPJニュースなどと同様、市民記者を募って記事を書かせるスタイルのウェブ媒体がまた一つ増えた。 ■オーマイニュース創刊「実名で本音を言う文化を」と…

神田敏晶さんのトークショー

夜の7時半から開催された「映像デバイスの未来、ブラウザメディアの未来」と題する神田敏晶さん主催のセミナーを聴きにいく。神田さんの他に、橋本大也さん、AV評論家の麻倉怜士さんというなかなか面白い取り合わせのトークセッションが企画されていた。イベ…

ドイツ版Wikipediaの新しい試み

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『三上のブログ』が取り上げているCNET Japanの記事「ドイツ語版ウィキペディア、新機能を搭載へ--信頼性の確保を目指す」についてドイツ語媒体の情報を補足的に紹介したい。 「ウィキペディアの岐路」 http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20060826/115656229…