2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

再会

年末の寒風をくぐり抜けた先にある新宿の英国風居酒屋にて一句読める。わいわいで思いがけない人に会い 知る人はみんな知ってるオーイタ人とジョーモン人です。写真には写っていないけど、外国から戻ってきた木下さんとも話が出来たし、昨晩の忘年わいわいは…

クラウディオ・マグリス著『ドナウ ある川の伝記』

欧州の大河、ドナウ川の流域にはさまざまな国、さまざまな文化、さまざまな人々が生きてきた。総延長3千キロという果てしない距離と、古代から現代に至る時の流れの、さらなる果てしなさを視野に入れると、果たしてどのような物語がそこに出来するのか。イタ…

スダーン指揮東京交響楽団のブルックナー交響曲第6番

スダーンと東京交響楽団によるブルックナーを聴くのは2度めのことだが、前回同様、申し分のない演奏で、心から楽しんだ(12月2日、サントリーホール)。第1楽章のテンポ設定、3楽章と4楽章のバランスなど、指揮者の解釈がモノを言う曲であり、ブルックナーの…