2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日は一年ぶりに日帰りで山に登ってきた。行き先は相模湾を見下ろす丹沢大山国定公園の塔ノ岳(1491m)。ここ数年、この時期に登るのを年中行事のようにしている山だ。最初に登ったのが中学生の頃なので、30年以上前のこと。もう何十回登ったかしれない場所だ…
ロストロポーヴィッチが亡くなった。熱血漢で、エネルギーの固まりという印象があるロストロなので、80歳でこの世を去るとは思いもよらなかった。それほど熱心な聞き手ではなかったが、艶やかな音と難しいパッセージをチェロとは思えないほど軽々と操るテク…
写真ブログの方でEmmausさんからカメラの話題をそっと振られて以来、「カメラ欲しい」熱が少しぶり返している。今使っているのは借り物なので、そのうち自分のものを買わなければならないと思ってはいるのだ。 で、今買うなら何がいいかなと、ブログ上で仮想…
長男ととっくみあいの喧嘩をして勝てなくなったのは奴が中学生の後半の頃。バスケットボールでジャンプしてもかなわないし、ボールを投げてもまるでかなわなくなった。そんな単純な事実が積み重なって、ある日、「そうか、俺の時代はもう終わっていたのだ」…
スポーツ選手の寿命は短くて、中日の山本昌弘や横浜に行った工藤のように40歳代でもほとんど衰えを知らぬ剛の者も希にはいるが、選ばれし彼らがグランドで輝いている時間は、通例は犬の一生よりも短い。野球はそれでもまだ寿命が長い方だろう。Jリーガーにな…
昨日、我が家のそばにある明治学院大学横浜校舎の競技場が最新の人工芝にリニューアルされ、その記念として明治学院大学と明治大学のラグビーの試合が催された。明治の選手を間近で見ることが出来る機会もないと思い、少し覗いてきた。関東対抗戦グループ上…
今朝、山鳩の天気予報の話をブログで読んで、舞岡公園に散歩に出たら、おー、いたいた。 http://d.hatena.ne.jp/mmpolo/20060925 http://d.hatena.ne.jp/mmpolo/20070421/1177105530 「雨ですか?」 「……」 「晴れですか?」 「……」 「何か言ってくれません…
横浜・舞岡公園で冬を過ごしていたアオサギ君。4月8日の日曜日にこの写真を撮ってから姿が見えないと思っていたら、なんだ、札幌に行ってたのか。 → http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20070421/1177130295
アメリカで4年余の間、ほぼ毎日テレビを見ていた僕が、ある日、日本に帰ってきて当たり前のように気がついたのが彼我の間のコマーシャル映像の違いに関してだった。何かというとニューヨークで見るコマーシャルには街がよく映る。大都会の風景だったり、郊外…
村上春樹が『グレート・ギャツビー』の後書きの中で「old sport」に対するこだわりを紹介している。この「old sport」というのは、物語の中で主人公のギャツビーが使う口癖で、話し相手に対して親愛の情を表現する決まり文句で、「わたしにとって大事なあな…
村上春樹訳『グレート・ギャツビー』を読んだ。村上さんはずっと以前から“『ギャッツビー』最高”と公言してきた人だ。本書の後書き「翻訳者として、小説家として−−訳者後書き」でやはりこう書いている。 もし「これまでの人生で巡り会ったもっとも重要な本を…
友人たちとの歓談は6時半からの予定だった。仕事の都合でその時間には間に合いそうにない雲行きになり、「先に始めていてください」と朝にメールを一本打っておいた。それでもなお、出先でのミーティングは予定外に長引いてしまった。飲み屋の場所を確かめる…
先日書いたはてなをめぐるおしゃべりに関して、説明不足だなと思われる表現があったので、ちょっとだけ書き足しておきたい。 実はむしろ僕が言いたいのは、梅田さんのアジテーションで最終的に救われるのは間違いなく一部のエリートの子たちなんですよ。これ…
松坂大輔がこの春、アメリカでの最初の登板となったボストン大学との練習試合で最初のバッターに、この日最初で最後のヒットを打たれた。明らかに直球待ちの一打は、振り遅れたのが幸いしてレフト線の二塁打になった。話題の松坂からヒットを打った大学生と…
昨日のエントリーは、笑って読み飛ばしてもらうつもりで書いたのに、かるみはかけらも表現できていなかったようで、コメント欄、あるいはわざわざメールで思いがけぬお言葉を頂戴してしまいました。書いた本人は平身低頭、軽口は災いの元であることを反省し…
はてなのことを書いたらたくさんの人が読みに来た。このブログだけの傾向を見ると、IT系の話題、若い人向けのメッセージとなっているもの、仕事や働くことに対するエントリーにクリックが集まる。 私の知識と力量、性向とでブログとして受けるものを書くには…
先月に続き孤高の画家・山本弘の展覧会を東京八重洲のギャラリー汲美で見た。山本弘は長野県飯田市出身の画家で、一般にはほとんど知られていない。だが、針生一郎、瀬木慎一といった一流の美術評論家から絶賛されるなど、玄人筋から一目置かれている存在だ…
つい先日、とある都内の酒場でCさんと飲んだ。Cさんはエンジニアではないが、IT業界の人で、このブログも時々読んでくれている。酒に酔いながらの会話なので、ぼんやりとしか覚えていないのだけれど、だいたい次のような展開となった。Cさん「この前、はてな…
昨日、Kさんに思いがけずお会いしたら、法学博士号を授与されたとの嬉しいお知らせをいただいた。Kさんは、僕が前勤めていた会社の同僚で、情報法の専門家である。中途採用で入社する前は(未だに信じられないのだけれど)保険会社で営業をやっていたのだそ…
梅田望夫さんのところからリンクが張られると場末の路地にある我が家にたいへんな人が押し寄せてくるので、たじたじとなる。ここにはほかに若い人向けのコンテンツないし。ブログを読んでいて思うのは、梅田さんという人は自分に対してとてもわがままな人だ…
勤めから帰宅したら、末の息子が開口一番言った。 「B校の2年生、いじめひどいって。3年生はみんな優しいけど、2年生は新入生をいじめるのを楽しみにしているようなのばっかだってさ」 息子の野球友達のA君が甲子園にも出場したB校の野球部に入部して三日目…
今日は別のことを書こうと思ってパソコンを開いたのだが、梅田望夫さんの一文がとても面白かったので、その尻馬に乗ってしまうことにする。■「好きを貫く」ことと大企業への就職 私事を書かせていただくと、僕の場合は「人と一緒に」が嫌いな質なもので大企…