船上にて

昨日のエントリーは、笑って読み飛ばしてもらうつもりで書いたのに、かるみはかけらも表現できていなかったようで、コメント欄、あるいはわざわざメールで思いがけぬお言葉を頂戴してしまいました。書いた本人は平身低頭、軽口は災いの元であることを反省しつつ、身に余るお言葉の数々に感謝感激であります。みなさんの思いがけないメッセージには「有り難い」と思う気持ちでいっぱいです。


怒られてしまいますが、最後の「止める」はあくまで私が握っている選択肢の一つではあっても、すぐにどうこうということは考えていませんでした、そもそも。そう考えていたのですが、「船は港を出ているんだぞ」というお言葉にはいまだに虚をつかれています。「ほんとうだろうか」と思う気持ちがまだ残っているからだと思うのですが、つまり、だとすればブログはあくまで個人の日記か、その延長だという意識をずっと私が抱えていたという証左だと思いますし、私メディアの公共性への感覚、さらにはその先にある人とのつながりに対する鈍感さの表明でもあるからです。でも、こうして書きながら少しずつ納得するようではあるのですが。


最後の選択肢はそういうわけですぐにどうこうということはないのですが、先の二つについては最近つらつらと考え続けています。