2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧
自分の下手な写真を棚に上げてのコメントになるのですが、写真ブログでブログの楽しさを実感するのは簡単ではないなと実感しています。 今年になってこのブログの兄弟サイトとして『横浜逍遙亭・写真帳』を立ち上げました。文字による読み物と写真とが混在す…
カール・ベームは1975年に日本に来た後、77年、80年と続けてやはりウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場と来日した。僕は75年に続いて最後の来日公演となった80年のベートーヴェンを聴いた。この前にベームのことを書いた際に「82年の公演」と書いてしまっ…
水曜日に自由時間が出来たので、上野で開催しているレオナルド・ダ=ヴィンチの展覧会、「受胎告知」が来ているやつに行こうかとふいに思い立った。東京駅まで行ったのだが、そこでいや、平日の3時とはいえどうせ大勢の人がいるに違いないと思い始めるとたち…
発売された日の夕刻、会社帰りに有楽町の三省堂で購入した。大学生の馬鹿息子に茂木健一郎さんの「クオリア日記」の存在を教えてあげたら、けっこう熱心に読んでいるようで、ごく希にではあるが「あの話読んだ?」などという会話が成立するのは親としてはい…
カール・ベームの話を4回も続けて書いてしまった。本人だけは80年の公演を聴いた感想も含めてあと2,3回はいきたい気分だが、さすがに「お前、いい加減にしろよ」と無言の声が聞こえてきたような気もし、これはあながち空耳ではなさそうな気配もあるのでいっ…
前々回のエントリーで書いたとおり、僕がベームのコンサートで本当に覚えているのは公演終了後に一人で舞台に現れたベーム翁の姿だけなのだが、このイベントがテレビとFMラジオで連日放送され、さらにはディスクとなって世に出ているために、この時の演奏は…
最初の入居者として70年代前半に多摩ニュータウンに引っ越した叔母の家に遊びに行くと、我が家にはなかったステレオ装置がおいてあり、数十枚のレコードがあってそのほとんどがクラシックだった。これを繰り返し聴くのがなんとも楽しみだった。当時、多摩ニ…
前回のエントリーでものの弾みでカール・ベームの1975年日本公演の話を書き始めてしまったのだが、実のところは、聴いた当日の記憶は僕の中にほとんど何も残っていない。聴いたのはシューベルトの「未完成」と交響曲第9番「ザ・グレート」の2本立てのプログ…
『mmpoloの日記』に吉松隆の武満徹評が紹介されており (http://d.hatena.ne.jp/mmpolo/20070514)、いろいろと想像を巡らせて楽しかったのだが、その余勢を駆って帰りがけにCD店に寄ったら、入るなりモーツァルト交響曲第41番『ジュピター』の第一楽章が鳴…
節煙ならぬ節ブログはまだ三日目にも突入していないのに、そろそろニコチン切れ状態。頭の中に小ネタは溜まる一方で、読書感想文をいくつも書けそうだが、今日はそっちにいかずにもっともお気楽ネタの一眼レフ選びの話題をつらつらと。 ニコンのD40Xやオリン…
連休中からブログの投稿回数を減らそうとしているのだけれど、なかなか思い通りに自分を抑制できない。山に行った話も書いちゃうし、東京駅までの40キロウォーキングの話も書いちゃうし、なんでもネタにブログを書かずにいられないのは、やはり少し中毒気味…
生まれて初めて学生野球憲章なるものを読んでみた。もちろん、例の特待生問題のおかげである。周知の通り、高校野球連盟は学生野球憲章第13条への違反を理由に特待生制度を適用していた学校の処分を行ったわけだが、いったいこの野球憲章とははいかなるもの…
先日、ニコンのD40やD40Xに興味があると書いたが、4月下旬に出たオリンパスのE-410を店頭でさわってみて、実に食指が動くお散歩カメラであることを実感した。ボディが400g以下で現行のデジタル一眼レフの中では飛び抜けて小さい。僕の撮るのは風景スナップだ…
山に登るとテントで山中泊なんてことになり、真っ暗で動物のうごめく気配しかしない場所ですから、怪談話などするのには絶好な訳です。高校生は、そういうの大好きですから、よくやりました。その中で、一番怖かった話をお教えします。そのときは6,7人が一…
黄金体育週間ということで、一昨日、横浜市戸塚の我が家から東京駅まで歩いてきた。箱根駅伝の9区(23キロ)と10区(21キロ)をゆっくりとたどったことになる。駅伝の選手が疾駆する道をとろとろと歩いただけなのだが、ばてた。 昨年は4月半ばに東京駅から横浜…
昨日夜のニュースをつけたら高校野球の特待生制度問題がトップニュースだった。テレビ朝日の報道ステーションでもそうだった。学生野球憲章の第13条なるものがあり、そこには学生は野球をやる代償として金品を得てはならないと定めてあるそうな。特待生とい…
おそらく敏感な臭覚を持っている人なら、容易にそれを嗅ぎ取るにちがいない。登山客が押し寄せる山には死の臭いが立ちこめている。一昨日、中高年登山者の事故に出会ったと書いた丹沢・大倉尾根は普通の登山客が日帰りで上り下りする場所で、決して危ないと…