flickrをさぼっている話

写真コミュニティサイトのflickrを始めたとこのブログで書いたのは6月のこと。

■初めてFlickrで遊んでみた(6月7日)

しかし、けっきょく、その後一週間もしたら嫌になって利用をストップしてしまい今に至っている。

理由は「時間」にある。flickrに目を付けたのは日本語圏に縛られない情報発信ができると思ったから(これはブログに書いた)。それと同時に「こいつをオンライン・ストレージ代わりに使おう」と考えたからだった。ファイル容量が大きい写真の管理はけっこう頭が痛い問題。今はまだよいが、これから枚数が増えてくるとどうしようと思っていた矢先だった。そこで、最初から年間24ドルの有料サービスに加入し、flickrが提供する無制限のアップロードサービスを活用しようと思いついたのだ。

我ながらなんとよい考えだと思ったのだが、実際に一週間、二週間とやってみてたちまち音を上げてしまった。重たい写真ファイルをネットワークを活用してやりとりするのはとてつもなく時間がかかることに気が付いたからだ。そんなことやる前から分かりそうなものなのにと馬鹿にする人がたくさんいそうだが、それは正しい。なんと思慮の足りないことであるか。でも正直なところ、自分がそんなにたくさん写真を撮っているなんて思ってもいなかったのだ。

ともかく1枚メガ単位のファイルであっても数枚保存しましょうという程度なら話は別だが、たとえば今回の北海道旅行で撮った写真は1300枚。おそらくその3分の2、あるいは4分の3は捨てることになるだろうが、それでも残るのはべらぼうな量で、それをflickrにアップロードするのは今の光アクセスぐらいじゃとてもお話にならない。あっという間に嫌になって使うのをやめてしまった。

今はもうflickrに写真を蓄積しましょうというプランは諦めて、『写真帳』同様ギャラリーと割り切って活用しようかなと気を取り直しかけている。今日のお話は登別温泉で三上さん相手した雑談の再現でもある。