ブログ

亀の甲より年の功という部分はあるよなと思う

少し時間が経ってしまったが、『未来のいつか/hyoshikの日記』の吉岡さんのエントリーに触発されて書いた文章に対して、あらためて当の吉岡さんがトラックバックを送ってくれた。このときのトピックと吉岡さんの主張は、仕事の世界で多くの経験を積んでいる…

twitterについてもう少し

昨日、twitterについて感想を書いたところ、三上さんからトラックバックを頂いた。三上さんが奄美旅行で体験されたディスコミュニケーションという主題をtwitter的営為の対極に置いた、それはそれは強力なトラックバックである。三上さん、ありがとうござい…

ブログを書いているだけでも個人と社会の関わりは容易ではないなと思う

実名で会社員生活を生きる。実名でブログを書く。実名でその他諸々を活動する。ということになれば、ブログに関して言うと、滅多なことは書かなくなる。ワタクシのブログはだからつまんないとは自分自身思うけれど、無責任な物言いはしなくなるということも…

mmpoloさんのブログが1000日を超えた

mmpoloさんのブログが1000日を超えたと教えて頂いた。 ■ブログを書いてちょうど1,000日となった(『mmpoloの日記』2009年6月3日) 私がブログをやり始めて日が浅かった3年前からのお付き合いであるmmpoloさん(id:mmpolo)と三上さん(id:elmikamino)は、いまだ…

諦めないぞ

子供の頃、日本の国は田舎でダサイなあ、日本人はかっちょわるいなあと思っていたが、コミュニケーション下手という点では、我が祖国はますますひどくなり、格好悪くなっている。我々の親の世代は、田舎くさかったかもしれないが、それを田舎くさいというの…

中年のブログ

昨日の「ブログが書きにくい」にトラックバックを頂いて、勢川びきさんの「目指せ1/100!“中年のおっさんのブログ”」を拝見し、そのネタになっているhyoshiokさんの「40代、50代の人はなぜ表現しないのか」を読む。勢川さんがマンガで書いているのとそっくり…

ブログが書きにくい

仕事にエネルギーをもっていかれると、やはりブログは書きにくい。仕事にまつわる発見、鬱憤、屈託、感動、どれもそのまま衆人環視の場所で活字にすることはできないので、そこに感情の関所ができてしまう。あらためて、「なに書こう」と考えてしまう。する…

ブログを書かない間

ここ2,3ヶ月の間、ブログを書いていない時期には私的な用事と会社の仕事だけに向き合っていた。その他といえば、人並みにWBCの動向はかかさずチェックしていたが、それ以外にはほとんど何もないシンプル・ライフを過ごしていた。珍しく音楽もあまり聴か…

批判が楽しい

mii0625さん(id:mii0625)から頂いた拙文への批判を受け、それに応答する文章を書いたわけだが、こうしたきっかけをもらえるのはとても嬉しい。これが抜き差しならぬ話題であれば、そんな悠長な反応にはならないだろうけれども、今回は相手が「カラヤン」であ…

ブログは日本語を滅ぼす

水村美苗著『日本語が亡びるとき』を読んで、真っ先に意識が向かったのは表題のことだ。インターネットの時代となり、英語が普遍語としての影響力をますます増しているのは、同書で水村さんが指摘するとおりだと思う。しかし、インターネット時代における審…

肩の力を抜いて、本気で

『米と僕』のスガハラさんがしばらくパソコンやブログから距離を置く生活をしてみたいと、肩の力を抜いた自然な調子でお書きになっています。文章は軽いタッチですが、裏に込められている意思にはきっぱりとしたものがあり、要はいまは仕事に時間と意識を集…

友達と他人との間で―rairakku6さんのエントリーに寄せて

私の書いた「くまさんよ、寝ぼけたこと言ってないで大人なら大人らしく行動しろ」というエントリーに対し、心優しいrairakkuさんが心配をしてくださり、2回に分けて、というよりも2度も筆を起こして、感想をつづっていただきました。ありがたいことです。同…

「する/される」関係

大子、東京、大分と盛大に続いた秋のシュンポシオンが終わったと思ったら、今度は伊勢と札幌にまた火の粉は飛んだ。「次は横浜、12月」と思っていたら、とんでもなかった。hayakarさんの札幌行は一月も前から計画が練られていたらしい。いやはや、皆さんの前…

陳腐で荒い物語

昨晩、テレビをつけたら、ちょうどNHKの『プロフェッショナル』で北京オリンピックの競泳における二人のメダリスト、北島康介と中村礼子のコーチをしている平井さんという人の話をしていた。如何に世界の頂点を極めたか、如何にメダリストを生んだか、オリン…

また「山梨旅行」のことを考えたり

ブログ仲間を訪ねる旅、くまさん(id:unknownmelodies)言うところの「ブロガーおくのほそみち」は、今年は「大分旅行」ということになった。■梅田望夫が「山梨旅行」を語った(2008年11月4日)これを書いた半年少々前には、「梅田さんは文藝春秋の求めに応じ…

紋切り型

3ヶ月間、慣れない営業込みで取り組んでいた面倒な仕事が山を越し、あと一週間すればハッピーエンドと相成る予定である。しかるが故に心は清澄の領域にたゆたい、久しぶりにのーんびり。延び延びになっていた短い夏休みもやっと取れる。先週、数ヶ月ぶりに会…

ブログの色

『ベルリン 天使の詩』とベルリンにまつわる話題でコメントをくれた小向さん、Westtail君はそれぞれ人生の異なる時期に知り合ったお二人だが、僕にとっては旧知の間柄である。このブログをそれなりに読んでくれていることは本人たちから聞いてはいたのだが、…

やっぱり私塾だった

昨日、「中国はオリンピックで、きっと海外資本の力を盛大に借りているに違いない」と書いたら、中国に根を下ろしてご活躍のブログ仲間であるharabouさん(id:yhara90)から、現地でしか知り得ない事実の一端をご教示いただいた。僕は北京オリンピックをテレビ…

顔写真掲載

ブログの画面を開くたびに自分の不細工な面を眺めなければならないのは嫌だな、ブログは顔で書くもんじゃねえと顔写真の掲載だけはこれまで避けていたのですが、この場を通じて知り合った方とリアルの世界で初めてお会いするケースが増えてくるようになると…

個人ポータルが欲しい

ブログとパーマリンクという仕組みのおかげ、ブックマークやはてなスターのおかげでテキストとプロシューマーとしての我々が成立しているわけで、楽しいブロガー生活万歳ということろだが、食い足りない部分も当然ある。常に感じるのは、川の流れのごとく、…

1時間のために2、3ヶ月

梅田さん(id:umedamochio)と講演後のパーティの席で雑談をした際におっしゃったひと言にどーんと圧倒された。 「この講演のために、ここ2、3ヶ月の間すごく勉強しましたよ」というのである。たった1時間の仕事に、あの梅田さんが2,3ヶ月の時間をかける! も…

三上さんが“爺”でたまるか

この前の駄文に対し、三上さんから有り難くもトラックバックを頂いたが、そこには「叱られた」などと書いてあるではないか。http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20080724/1216901474滅相もない。人聞き悪い。大三上センセに向かって“叱る”なんて、私めのよう…

さて、どうしよう

このところ『三上のブログ』で展開されている“いざ北へ”別名“札幌シュポ”の予習がとても刺激的です。金城さん、板東さん、美崎さん、梅田さんという、なんつうか、この界隈のオールスター・クラス+αの大物が登場して、あれこれの刺激をまき散らしているわけ…

リアルとネットの裂け目で

勤め先の人にこのブログを見つけられたことを紹介した。それが一昨日。そして昨日のことである。編集者のKさんが僕の机の横にやってきた。 「中山さん、ブログ書いてます?」 とおっしゃる。「うん、書いているよ」と応答しながら、昨日のエントリーに登場し…

見つかった

一般書籍の編集部門に異動して一週間。まだ、前の担当の仕事を引きずっていて、新しい仕事は始まったが、気がついたら電車は動いていましたといった状態で、本格的な始動と言うにはほど遠い。今はやり残しの仕事を早くなんとか片付けてしまいたい一心。今月…

ぜんぶつくりばなし

目黒の飲み会で「本人とブログの文章のイメージが違う」と指摘されました。指摘したのは人をおちょくって遊ぶのが大好きなせるげーさん(id:sergejO)です。でも、考えてみればそりゃあそうで、ブログは私が作った架空の人物、中山隆あるいはtaknakayamaが書き…

茨城の北の端で漆と付き合う菅原さん

何が縁で読み始めたのか、梅田本つながりか、文学や音楽の話か、その辺りはとんと覚えていない。お星さまともだちの一人、飄々とした味の身辺雑記がいい感じの『米と僕』をお書きになっている菅原さん(id:alsografico)が茨城に引っ越して、漆の関係のお仕事…

妙本寺の海棠が記憶の花びらを散らす

記憶は途轍もなく重要だということを最近やっと考えるようになった。ブログのおかげだと思う。意図していたわけではないが、結果的に記憶の貯蔵庫をつくる行為を続けることによって、今まであまり意識していなかった過去とつながることの重要性に少し思いを…

気分は私もSJC

下川さん(id:Emmaus)が突然設立を宣言したジョギングとウォーキング仲間の会「シュポ・ジョグ・クラブ2008(SJC)」がたちまちのうちに賛同者を得て賑やかになっています。私のところにも宣言直後にジョギング中の下川さんから携帯メールが来て、「おっと、…

井戸端会議? 同人誌?

この1,2ヶ月の間にこのブログは急速にコミュニティ・メディア化が進んでいる感じがします。その種の話題が多くて、「誰に」ということで言えば、「お友達のAさん、Bさん相手に」という感じです。いちおう制度的には開かれてはいるけれども、常に具体的な読…