諦めないぞ

子供の頃、日本の国は田舎でダサイなあ、日本人はかっちょわるいなあと思っていたが、コミュニケーション下手という点では、我が祖国はますますひどくなり、格好悪くなっている。

我々の親の世代は、田舎くさかったかもしれないが、それを田舎くさいというのなら、田舎の流儀でしっかりと他人と挨拶ができたとは言ってよいだろう。それがいまや、いい歳した親父やおばはんですら、他人とはまとも話ができないし、したがらない。我が家にほど近い、信号機のない横断歩道で、歩行者の私のために止まる車は10台に一台もおそらくない。まれに、歩行者優先で、こちらを通してくれる運転者の方に出会うと、そんなことしなくてもいいのに「ありがとうございました」と心の中で深々とお辞儀をしてしまう。そのこと自体に、また苦笑しないではいられない。

といった、ダサイNipponではある。ブログやネットも似たような大状況であるらしい。しかし諦めないぞ。打てば響く老若男女、静かにメッセージを受け止めていただいているらしいどこかのどなたかに向かって、へぼブログを打ち続けるのである。信頼できる仲間は、この一年、二年のあいだに何人もできた。阿呆なのは自分だけではない、と感じるのは、正しいモーチベーションの持ち方であると思っている。