2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

桜とデジタルカメラ

明日は土曜日。桜は満開。よし、花を撮りに行くぞ、と勇んでいたのに前日帰宅すると曇りから雨になるという天気予報のご神託じゃないか。曇りの日によい写真を撮る腕はないが、雨でもない限り家の中にたれこめるのもいやだ。思い切って三渓園に行ってみた。…

松坂大輔が米国の記者たちとランチした記事に思う

松坂大輔がボストンの地元ニューイングランドの記者たちとランチを取りながらおしゃべりをした記事がいくつかウェブ上に掲載されている。岡島も一緒だが、添え物の扱いになるのは致し方ない。なんだかちょっと可哀想だけれど。 同地最大手の日刊紙ボストン・…

ドイツの携帯電話

2000年というと、もう7年も前になるのかと、あらためて驚いてしまうが、その頃に出した翻訳本の著者はドイツではメディア研究で著名な学者先生で、90年代前半に仕事で知り合って以来、個人的にずいぶんと可愛がっていただいた。背も高く、また横にも大きかっ…

過去につながるブラスバンド

T君が顧問をする中高一貫の私立学校のブラスバンド部が毎年3月に開催する定期演奏会にここ数年、毎年お招きいただいている。今年も中高生の熱気あふれる演奏を神奈川県民ホールで聴いた。 T君というのは中学時代の友人としては今だにつきあいが続いている…

ミュンヘンのスズメ

生まれて初めて外国に行ったのは学生時代、バックパックを担いでの貧乏旅行で、ドイツ、オーストリア辺りを中心にテントを持って都会のキャンプ場を泊まり歩いた。欧州は街のなかにもキャンプ場があって、ユースホステルよりもお金がかからない旅行をしよう…

地方出身者のコンプレックス

福岡空港から都心に向かう地下鉄に乗り、椅子に座って考え事をしていたら、ある瞬間から横に座っている人の声が聞こえてきて、物思いから切り離された。「その、地方っていうの、どういう意味?」声の主は若い、二十代の男の子で、相手はその女友達。耳に入…

ちょっと福岡まで

週末、福岡に行ってきます。天気が悪い様子なのが気がかりですが、お天道様を恨んでも仕方ないですね。

白のマジック

故山本弘画伯の作品を六本木のギャラリーMoMoで拝見する。小品を中心に11点の小さな個展。 やはり、写真では本物の魅力はなかなか伝わらないものだとあらためて感じた。この日展示されていた作品の白眉は、こちらで紹介されていた30号の『種蓄場』だった。■…

御殿場に富士山を見に行く

昨晩、帰宅してから突然思い立った。 「そうだ、明日は御殿場に富士山を見に行こう!」 晴れた日には我が家からでも富士山は見える。しかし、望遠レンズで拡大したのではない、ほんものの、大きい富士山を見たい。そう思った。新聞の天気予報を見れば明日は…

感性は国境を越えない(お人形さんの話)

しばらく前に『mmpoloの日記』(id:mmpolo)で、外国で暮らしたある日本人の方の話として、最初はまったく分からなかったが、数ヶ月経った頃からどういう女性が美人かがはっきりと分かるようになってきたという話が紹介されていて面白く読んだ。僕も、しばらく…

感性は国境を越えない(オーケストラの話)

オーケストラの音は楽団によってずいぶん違う。ひとりひとりの楽員の音が違うのだから、当たり前といえば当たり前で、同じなわけがない。東京のオケだって、それぞれに特徴がある。 そのことを認めたうえで、しかしオケの音には地域による特徴が明らかにある…

フィンランドの思い出

転職する以前には年に1度ならず海外に行く仕事をしていた。最後になったのは2000年のスウェーデンとフィンランドで、両国ともに生まれて初めての訪問だった。フィンランドの首都ヘルシンキには4日ほど滞在した。 10月下旬だったが、寒々しい土地だった。フィ…

がんばれ、はてな

Web

グーグルで日本ビジネスを統括していたRichard Chenさんが米Hatena Inc.の役員に就任したとのニュースあり。ネットビジネスを本格的に英語圏で始める日本企業が出てくる予感。それがお金をたくさん持っているNTTの関連会社などではなく、ベンチャーのはてな…

遠投距離は生命力の強さを表している

三上さんから一昨日書いた息子とのキャッチボールの話題にコメントをいただいているのを見つける。 ところで、息子さんとのキャッチボール、いいですね。ボールを介した繊細な意外に深いコミュニケーションですよね。羨ましい。ウチは娘が中学生のときバスケ…

カメラが撮ってくれる

ブログをやり始めてから日常的に写真を撮るようになり、いまや「趣味は写真です」と言っても嘘ではないところまで来てしまった。ブログを書いている功徳の一つだとありがたく思っている。 写真を撮るのは子どもの頃から好きで、親のカメラを使ってはよく撮っ…

毎日そんなに書くこともない

一度、この見出しを使ってみたかったので。 昨日の日曜日、息子と久しぶりにキャッチボールをしたら、肩が痛い。もう数年前ほどにも体が動かなくなっている。腕が回らず、みっともない担ぐような投げ方しかできないし、飛んでせいぜい30メートルか40メートル…

題名

写真をgooのブログを使ってアップし始めてから早2ヶ月が過ぎた。残念ながら「はてな」の写真に対する思い入れはほとんどないに等しく、分類はできないし、ユーザーのニーズを気にしている風ではないのが明らかで、2,3の商用ブログを比べてgooを使うことにし…

パソコンが戻ってきた

先日、修理に出したパソコンは、危惧したとおりハードディスクがやられており、交換の要ありと連絡をもらう。このパソコン、購入してからまだ2年少々しか経っておらず、思い起こせば買ったときにもちゃんと起動せずに交換してもらった製品だった。中国でつ…

今にあるモーツァルト

ドイツからアメリカに渡り帰化した思想史家のピーター・ゲイがモーツァルトの生涯を一般読者向けに綴った『モーツァルト』という著作を著している。岩波から翻訳が出ている同書を一通り読み、その素晴らしさに感嘆しつつ、フィリップ・ソレルスの『神秘のモ…

中華街の魅力

月に一度ほど、気分転換と運動不足解消を兼ねて、横浜の港まで片道ほぼ1時間のサイクリングに出かけるのが楽しみの一つになっている。お昼を挟むようであれば、まず十中八九、行き先は中華街。原色で飾られ賑やかさに沸き立つ街に引き寄せられる理由は、おい…

神秘の日本人

先日書いたとおり、『神秘のモーツァルト』という本を読んでいる。フランスの小説家、フィリップ・ソレルスの著書。モーツァルトの天才を巡るあまたの著作を飾る最新の一冊だが、この本の本来のテーマとはまったく関係のない感想を一つ。同書の7ページ目にこ…