『三上のブログ』で「本が急速に遠ざかってゆく感覚に襲われた」という報告がなされている。とても興味深い。大学の先生と本とは正月と門松ぐらいつきもののような気がするのに。本来はコメント欄に書くべきかもしれないが、どういう意味でそうなのかをお訊きしてみたい。コンテンツの問題なのか、それともメディア特性の問題なのか。僕は逆にコンピュータを使う生活が深まるのに比例して、とくに持ち運び便利な本の機動性、そこにものとしてあり、手に取ることができる本の手応えのようなものに感じ入ることが増えているような気がする。
このエントリーが三上さんに失礼に当たらないことを信じつつ。

■元日の初詣(『三上のブログ』2008年1月2日)