真空管アンプキットの組み立てに挑戦するぞ

万博に来たセルは逃したが、ベームも、カラヤンも、クライバーも、ヨッフムも生で聴いた。それら敬愛する指揮者があちらに引っ越し、残された録音でしか今後聴けない。となるとオーディオである。凝るつもりはないけれど、何とか最低限、生の演奏を思い起こさせるような鳴り方で聴きたい。だからオーディオである。

というわけでザ・キット屋さんのプリアンプ「SV-14LB」購入と相成った次第。アンプ工作なんぞ生まれて初めて。用語だって外国語同様という程度で果たして無事ちゃんと音が鳴るアンプが作れるのか。自分自身にこうご期待と言いたい心境である。といいながら、わくわくする感覚を一方で覚えるのが生まれて初めての経験。