ちょっとご報告させて頂きます。勤め先で作った本が第12回読売・吉野作造賞を受賞しました。上山隆大著『アカデミック・キャピタリズムを超えて―アメリカの大学と科学研究の現在』です。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011061000088
読売・吉野作造賞は中央公論社の吉野作造賞の流れをくむ学術系書籍の大きな賞ですから、これを頂けるのは快哉の極みです。小さな出版社にとっては、一昨年の『つながる脳』毎日出版文化賞受賞につづく快挙と言っても誇張にはなりません。
本書は米国の大学における研究商用化の現在について丹念に記述したもので、四大紙のすべての書評欄で紹介されるなど、その内容についてはすでに高い評価を得ていました。
読売の書評はこちら。
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20100927-OYT8T00594.htm
朝日もありました。
http://book.asahi.com/review/TKY201009280130.html
ご興味のある方、とくに学術系のお仕事をなさっている方はぜひご一読を。
アカデミック・キャピタリズムを超えて アメリカの大学と科学研究の現在
- 作者: 上山隆大
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2010/06/24
- メディア: 単行本
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