『復活』の余韻の日々

id:tsuyokさんが出演した横浜フィルハーモニーの『復活』は、聴いた者にしっかりと何かを残す演奏だったと思う。tsuyokさんは、こんなふうに自嘲気味な感想も書いているけれど、平均的なアマチュアの水準は大きく超えた演奏だったのは間違いない。


■キミたちは何をしたいの?(『人生は長い暇つぶし。』2010年12月20日)


それが証拠に、あれからというもの、頭の中で第2楽章のレントラーが常に鳴り続けている。ところどころで「そこもっとうたって欲しい!」などと思いながら聴いた緩徐楽章。週末は何年ぶりかに同じ曲のCDを取り出して聴いてしまったし、ご丁寧に楽譜売り場でポケットスコアを立ち読みしてしまったりもした。これもtsuyokさんたちの演奏のおかげ。その感動の余韻があればこそ。

音楽って、こんな風に思考がつながっていくんだよね。これは、楽譜というものがあって、そこ解釈がくっついてくるという構造のなせる技だという気がする。