2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

D40に慣れてきた

D40を使い始めて一月が経ち、その癖にも慣れてきた。D40の問題は、同機のマルチパターン測光がコントラストが強めの画面でかなり明るい方向に振れる点だ。これに対応するために、カメラに全面的にお任せのマルチパターン測光を使うのを基本的に止めた。多く…

執念と諦念

先月、梅田望夫さんがジャン=フィリップ・トゥーサンに関するこんな情報を伝えていて、それを読んだとたんに目が覚めるような思いを味わい、ほとんど反射的にお星様をつけてしまった。 ■二ヶ月で十行(『My Life Between Silicon Valley and Japan』2007年8…

ブログの中の私

フルトヴェングラーだの、ブルーノ・タウトだの、浮き世とまるで縁のないことにこだわってここに書き付けてはいるが、私の実際の日常はタウトを考えることで成立しているわけではない。しかしブログに現れる自分は自分とは思えないような浮世離れな仕方で生…

あらためてフルトヴェングラー

偶然にフルトヴェングラーの『魔笛』を聴いて感心し、ブログに感想を書いたら、これもまるで偶然にブルーノ・タウトの日本での仕事を見せてもらう機会に恵まれた。両者に共通するのはドイツはベルリン。それも1930年当時のベルリンである。さらに反戦ないし…

おさかなトンネル

ワインの後はご近所である網代の温泉施設へ。目的地の直前でくぐったトンネルにはかわいい画が描いてあった。 トンネルがあるのは、写真の左上に写っている岬の突端のあたり。

葡萄の木の下で

ちょうど一週間前になるが、熱海にお招きいただいた翌日に中伊豆のワイナリーに連れて行っていただいた。社会人野球で野村を監督に招いて名を売ったシダックスの会長が一種の道楽でやっている事業らしい。道楽などと書くと、いい加減なものを想像してしまう…

タウトの「アルプス建築」

ブルーノ・タウトは、戦前日本にやってきたドイツの建築家で、桂離宮を褒め称え、日本人の自尊心をくすぐった人物として記憶されている。ところが、この人の建築作品を知っている人は建築の専門家を除くとわずかだろう。私も知らなかった。そして、驚いた。…