小さくなるわたくしへの期待

父親が死んで一人残った母親を福岡から横浜に連れてくる超私的プロジェクトが3ヶ月をかけて無事終了。先頭に立って動いてくれた弟や、肝心なところでガンガン働いてくれた女房にくらべると、わたしめはできることをそれなりにやりましたというレベルの貢献しかできなかったが、とにもかくにも、今はこれまでの人生で味わったことのない特殊な安堵感のなかにある。この間、ブログなんて書いている場合ではないという心境で、2月からは意識的にここでの活動を中断した。これで、またぼちぼちと雑文屋さんも再開である。

若い頃に自分のことしか眼中にないのは仕方がない。多くのケースでは、いつしか家族という他者に対する心配が否応なく生まれてきて、心のなかの自分の居場所が少しずつ浸食されるようになる。最後に自分の居場所がどこまで小さくなるのか、小さくすることが出来るのか、そのことを前向きにとらえてしっかりと観察していこうと思う。