あれ、もう30人超えちゃったよ

昨晩の時点で総勢31名の参加申し込みをもらった「シュンポシオン横浜」に対し、「スターフレンド」同士が書き込み・参照可能な「スターコメント」欄で、中西さん(id:gintacat)から「どこまで増えるのでしょう ;-)」という応援メッセージをいただいた。まだリアルの場でお会いしたことがない中西さんにはいつも応援の☆をつけていただいており、感謝至極だが、今日はこの話をネタに書いてみよう。

5月下旬に会場探しを始めたとき、とにもかくにも不確定要素は人数だった。決まった数の会員に対してお知らせをしているわけではない。開催予定の12月13日という開催日までまだ半年あるから、その間に会の存在を聞きつけて手を挙げてくれる人も出てくる。いったい何人の会になるんだろう、会場はどうしようと考えた。

「開催宣言」をぶちあげた5月18日のエントリーに対するコメント欄で、たちまちのうちに手を挙げてくれた方々が18名。自分自身を入れて19名。とりあえず、これが土台になるとして、30名というのが僕の見立てだった。


■告:『シュンポシオン横浜』、12月開催です(2008年5月18日)


そこで、昼間のシンポジウム会場を探す際も、懇親会場に当たりを付けるときも、「おそらく、だいたい30人前後です。でも、多くなれば40人ということもありえるぐらいの規模なんですけど」という条件で尋ねて回り、20数名でもぜんぜん寂しくない、だけど万が一50名になったとしても開催は可能な場所を選んだ。

この辺りの読みが難しかったのは、ブログがあくまで世の中に対して開かれており、誰もが読める、誰もが入ってくることができる条件で運営されているからで、しかも「会の趣旨に賛同し、互いの素性を明らかにさせてもらえるのであればどなたでも」を謳うかぎり、参加者が増えてもおかしくはないわけだ。

ただ、当初にさっと手を挙げてくれたのが20人弱だった事実に僕の直感をあてはめた感じとしては「多くなって40人」だったし、参加者同士の交流ということを考えに入れると「理想的には30人」だと考えていた。だから、もし40人を超えて、50人になったとしたら嬉しい悲鳴を上げることになる。でも、いまもってそうはならないだろうとも思っている。

なぜ思っているのかといえば、この場所がどこかコミュニティめいた雰囲気をもちはじめ、それがある種の敷居の高さとして機能していることを僕自身も感じているためで、通りすがりの人たちはおろか、読む立場に徹している人があらためて「私も入れてください」と気軽に手を挙げる雰囲気にはなっていない。この点、やってみて初めてわかる『ブログ進化論』である。本当は「せっかくこんな機会なので、読む立場から一歩踏み出して、お越しになってみては如何ですか。世界が広がりますよ」と申し上げたい方がいる。その辺は痛し痒しの気分ではあるが、「一歩踏み出す勇気がない人は、どうぞお引き取り下さい」というのも言外の、しかし重要なメッセージではある。

つまり、こういう雰囲気の中で「私も!」と名乗りを上げていただける方は、相当やる気があるか、よい意味で相当のおっちょこちょいか、相当に「空気読めない」方で、だとしたら、僕が6月当初に想定していた人たちに十数人積み上がれば良い方だろう、それ以上に直感的予測が崩れることはないだろうと目論んだ。開催一カ月半前で30人超え。ちょっと予想よりもペースが速いような気がするが、僕が具体的に顔と名前を思い浮かべながら来て欲しいと考えていた人があと数人だけ。良いペースなのかもしれない。

実は、中西さんもそんなお一方だったので、当日お仕事があると聞いてちょっとがっかりなのである。お越し頂けない皆さんとはぜひ、また別の機会にどこかでお会いしたい。そんなことも、また新しい楽しみとして大事にしなければならない。