広告媒体としてのブログ

「ネットコミュニケーションの水先案内人」を自認する徳力さんからアジャイルメディア・ネットワーク(AMN)に移るというお知らせを頂いた。ご自身のブログでもアナウンスが読める。

http://blog.tokuriki.com/2007/07/7amn.html


徳力さんはNTTからベンチャー企業であるアリエル・ネットワークに移った方で、今度のAMNではブロガーと広告を結びつける新たな試みを促進していく仕事をなさるようだ。Webをフィールドにした代理店業務の一種だが、ブログを担いでいる点が新しい。

http://agilemedia.jp/


パートナーに応募してくれたブログに対して広告機会を提供することによりWin-Winの機会を提供しようというビジネス。ブログの選考基準を見ると、月間5万ページビュー以上のブログを相手にするという。マスメディアとして商売の価値を認められるブログにせめてその程度の集客力を要求されるというのは、自分を広告を出す側の立場において考えるとよく理解できる。5万は小さい数字だが、読者のセグメンテーションがはっきりしていれば、広告を出す側を納得させる論理は働くだろう。


ところで自分のブログのことを思い起こすと、月間PVはその十分の一に満たないことが多いから、とてもじゃあないがお呼びではない。