タイムマシンに乗って近未来に行ってきた。アウトレットで購入した昨年モデルの安物マシンは電池がたったの20分しか保たず、ほとんど何もできなかったにのはがっかりした。それに東京の街中は、変わったといっても店舗が少し入れ替わっている程度で、こんな程度の楽しみのために大金をはたくんだったら、未来に行くなんて妄想めいた、酔狂なことを考えるんじゃなかった、ハワイ観光にでも行くんだったと少し後悔した。
でも、素敵だったことがひとつあった。勢川さんの『勢川びきのX記』が、かのN系新聞で連載されていたのを見つけたのだ。いやあ驚いたのなんのって。勢川さん、すごいな、やっぱり夢を持っている者はつよいなって感動しましたよ。
勢川さんとおんなじ50代になった日の夢。勢川さん、素敵な夢をありがとうございました。
というわけで、「週刊朝日」を早速求め、勢川さんのマンガ2本がきれいな線で印刷されているのを確かめ、自分のことのように悦に入った。ただ、記事にはもう一歩の頑張りがほしかったな。マンガが勢川さんの生活のメリハリになっているということろにメッセージの中心がいってしまって、勢川さんのマンガそれ自体の社会的価値、メッセージの広がりに対する言及がないのは、ちょっと浅いなと言われても仕方がないじゃない。オレだったら、もっとマシな紹介できるぞ、などとちょっと生意気にも思ったり。^^
