仕事が変わる

勤め先で担当する仕事が変わることになりました。半年間、企業がつくる報告書や印刷物の、営業から制作までを行う部門にいましたが、来週からは一般書籍部門に移ります。仕事は、編集者さんたちを恫喝し、鞭でたたきながら、本をつくらせるくらーい役回りです。「この企画でホントに売れると思ってるの」「うちは慈善事業やってるんじゃないからね」と彼らをねちねちといじめるわけです。どうです、楽しそうでしょ(というのは悪い冗談です)。

それはさておき、私がいるような中規模の出版社にはマーケティングの発想はほとんどありません。会社は編集者さんの職人芸の善し悪しを直感と経験で判断し、それだけで結果を問うようなところがあります。そこで、個別の企画に口を挟みながら、もう少し戦略的に本を出そうよ、世の中の状況を読んで商品を市場に問うていこうよと会社に主張し、それを売上拡大に結びつけていく。そのあたりが私の役回りになるかなとは思っています。

また、そうした管理や仕組み作りの仕事とは別に、個別の分野としてはビジネス書みたいなところを管轄します。少し余裕ができたら自分でもプレイング・マネジャーとしてライター仕事をやらせてもらえればなと思っていまして、場合によっては皆さんのところに相談に行くことになるかも知れません。そのときはどうかよろしく。^^