広がる学習機会

昨晩、東京出張の『坂東慶太のブログ』の坂東さんとお会いして、楽しい2時間を過ごした。その様子はすでに坂東さんが書いている。投稿時間からして、お書きになったのは、たぶん、帰宅途中の新幹線の中で。この方もウェブ的人生を、肩に力を入れずに自然と生きていらっしゃる。

http://d.hatena.ne.jp/keitabando/20080422/1208870600

やはりネットを介して知り合ったある方から「最近、ネットワーキングが加速してるね」と声をかけられ、そう言われてみるとその通りではあるなと気がついた。この点について必ずしも意識的であるような、ないような気分であるのは、そもそものきっかけはいつも周囲の方々からもらっているからに他ならない。一昨年、東京に三上さん(id:elmikamino)がお見えになった際のネットワーク、SimpleAの金城さん(id:simpleA)にお誘いいただいたおしゃべりの会「わいわい」を通じたつながり、音楽への造形が深いEmmausさん(id:Emmaus)のお仲間、その他何人ものキーパーソンを通じて、リアル世界での人的な関係は、芋づる式の多様さで伸びている。なんだか自然に声をかけられ、声をかけ、たしかに第三者から見ると、やけに忙しげに人と会っているように見えるかもしれないと思うほどだが、本人たちはいたって自然に声を掛け合っている雰囲気がある。

かつて詩人の寺山修司が「書を捨て町に出よう」と語りかけたが、僕が会うさまざまな方は「ウエブを携え町に出よう」という感じ。生きた学習の機会が、ブログの先にいる生身の人を介して広がっている感じ。この感じは悪くない。