リアルで合いましょう(?)

三上さんから、また新しい出会いのご報告があった。こちらまで自然と嬉しくなってしまうテキストだ。


■誰でもいい、耳を傾けてくれる人がどこかにいる(『三上のブログ』2007年12月9日)


出会いといえば、僕も先週末に日本に仕事で帰っているニューヨーク在の写真家、HASHIこと橋村奉臣さんにお会いできた。8月以来だ。お互いの企業秘密が含まれているので、ここに会話の内容まではご紹介できないけれど、僕に関して言えば、またたくさんの勇気を与えて頂いた。差し障りのない話を紹介すると、HASHIさんが僕の写真についてプロでもやっていけると褒めてくれるので、「謙遜ではなく、自分の中に“この程度では駄目なんじゃないか”と一歩引いて自分の作品を見る自分がいるんです」と申し上げたら、「そうやって器用貧乏というのか、一歩引いてしまう人っているよね。中山さんの場合、そこから一歩自分自身で踏み出す気持ちをもつことによって、次の展開が見えてくると思いますよ」とエールを送って頂いた。有り難いの一言に尽きる。

昨年の夏にあるエントリーを書いて梅田望夫さんにブログでご紹介頂き、その結果三上さんに来て頂いた。それが縁で実質的に始まったと言ってよい僕のブログ生活の中で、HASHIさんとの出会いもまた、エポックメイキングと大袈裟に呼んで差し支えない出来事である。お話しを聞いていると、場合によっては来年はもっと日本でのお仕事が増えそうな可能性もあり、そうなれば我々、日本に住まう者もHASHIさんの素晴らしい作品もご本人に触れあう機会もさらに増えるはず。HASHIさんの来年以降の展開が楽しみだ。


■HASHIさんにお会いする(2006年10月1日)

■一瞬の永遠(2006年10月30日)

■褒める文化(2007年8月3日)

■HASHIさんと三上さんの再会(2007年8月10日)


ところで、この文章を書こうとHASHIさんと三上さんの出会いの記事を『三上のブログ』に見に行ったら、初出の際にはなかった新しい写真が何枚か追加されていた。何枚かはHASHIさんと三上さんを撮ったHASHIさんの奥様、良子さんの手になるものだ。


■HASHIさんとの再会(『三上のブログ』2007年8月9日)

■HASHIと行く石狩河口、銭函、そして小樽 (『三上のブログ』2007年8月11日)


HASHI展に集いリアルの世界でも知己を得た三上さん、美崎薫さん、mmpoloさん、fuzzyさんそれにrairakkuさん、さらにsimpleAの金城さんとは、一度ならずお顔を合わせる機会を得たが、ブログでおしゃべりを交わしているそれ以外の皆さんとはまだネットの外でお話しをするチャンスがない。別にあわててオフ会をしましょうというつもりはないけれど、実は密かにいつかお会いできるのを楽しみにさせて頂いている方が何人もいる。こっちががんばって続けていけば、そんな密かな期待の輪がますます大きくなる。いや、密かな、などと言わず、横浜か東京あたりに場所を決めてほんとに雑談の会というのも楽しいかもしれない。というわけで、今日のタイトルが決まった。

■橋村奉臣(HASHI)さんのホームページ