音楽にまつわる雑談を少々

今日は朝目が覚めたら良い天気で、思わず6時に家を出て港に写真を撮りに行ってきた。光がさんさんと降り注ぐ朝は気持ちよかったのだが、湿度の高いのには参った。1時間少々歩いただけで汗まみれである。写真帳の方に三上さんにコメントを頂き、その返事に同様のことを書いたが、ブログのおかげで写真を多くの方に見ていただくことができているのは望外の幸せ。1年前にはそんなこと想像もしていなかった。


Emmausさんのエントリーでグスタフ・レオンハルトが来日していたことを知った。チェンバロの大家だ。芸術家の繊細な神経を隠さない人で、以前来日したときのインタビュー記事で、日本の照明は明るすぎると不満をこぼしていたのが妙に印象に残っている。不満をこぼすというのは適切な言い回しではないな。毅然と意見を表明するという方がレオンハルトの発言を紹介するのにはより正しい表現だろう。まったくもって毅然としたじいさまだ。僕がここでくだくだと書くのは無駄というもので、Emmausさんのエントリーをぜひお読みいただければと思う。レオンハルトに対峙する文章はこういうものだろうと思う。

■あるがままの音が響く・グスタフ・レオンハルト演奏会(「Emmaus’」)


Emmausさんのエントリーを読んでいてはたと思い出した。今日は11月に東京で公演をするピョートル・アンデルジェフスキーのチケット売り出し日だった。このエントリーを書く手を休めてあわてて王子ホールに電話をしたら、まだ残りがあった。出遅れたので席はそこそこだが文句は言えない。今もっとも興味がある若手ピアニストだ。

■王子ホールの公演紹介ページ


ところで、明日の午後10時からNHK教育テレビ吉田秀和さんの特集番組があるそうな。NHKには昔から出演が多かった吉田さんだが、このところテレビ出演がないので久しぶりにお顔を見ることになる。かつての映像なども映るのかな。ホロビッツ来日公演の時のインタビューだとか。今から楽しみにしている。