ワールドカップのよきこと

日本代表がクロアチアと引き分け、これで決勝トーナメント行きは完全に消滅した。あとは、ブラジル相手に善戦を祈るのみ。

それにしても、この国にはアホなマスコミにが煽る意味不明の楽観論が横行しすぎる。ワールドカップのよきことは、そうした構造が白日の下にされる点にある。ドイツサッカーに入れあげるYさんは「美しくない(日本の)サッカーは見たくない」と宣う。普通に考えれば、おたく的サッカーファンの戯れ言だが、今の私にはとても気持ちよく響く。

しかし、スポーツ以外にはこうした客観視の機会がたちあらわれることは滅多にない。それが悲しい。