間瀬の伊豆みかん

  数十年来お世話になり続けているYさんから伊豆の銘菓を頂きました。熱海の山と海の境目にちょこんと鎮座している網代駅の、改札口を出ですぐにお店がある間瀬は、かつて水まんじゅうをYさんからご馳走になったことがあり、そのおいしさにほれぼれとなったお菓子屋さんです。なんでも出来て150年だそうで、こんな小さなお店が、それなりに小さなままで残り続けるのは日本のフシギかもしれません。そのおいしさを知ると、あと50年、100年と続いてほしいと思います。そういうお店が、まだ日本にはありますけれど、そういう存在の一つだと思います。

  で、このたび頂いた「伊豆みかん」というお菓子ですが、名前そのままにみかんを寒天に包んできれに仕上げられています。その見た目は、パッケージも含めて伊豆のミカンというしかない出来上がり。冷蔵庫で冷やして頂くと、ひなびた網代の駅を思い出します。ネットで取り寄せることもできるようですが、できたらあそこまで足を運んでおみやげにしたい。そんなことを思ったりしますが、でもネットで買えるなら、それに越したことないですね。これを読んでいる数少ない読者の皆様にはもれなくお勧めします。

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