友人の小向さんが「シュンポシオン横浜」に参加してくれることになりました。
前の勤め先の同僚で、90年代後半からのシュンポシオン仲間です。同僚といっても小向さんとは仕事の上ではまったくの畑違いで、東京で同じオフィスに勤めているときには、お互いをほとんど知らない関係でした。ところが、僕がニューヨークに駐在している間に世界のあちこちでシュンポシオンを共にすることになり、今日に至っています。ニューヨーク、ワシントンＤＣ、アトランタ、オールバニー、パリ、デュッセルドルフ、ベルリン、そして東京と、何でこの人とはいろんな街で酒を飲んでいるんだろうという不思議な間柄ですが、たぶんそれは彼がとてもお酒を好きだからというのが唯一正しい理解の仕方なのだろうと思っています。彼自身はブロガーではないのですが、登場人物として僕のブログには何度も書かせて頂きました。ベルリンで一緒に冷や汗をかいた話は、このブログを始めてまだ日が浅い頃に書きました。この文章の中で「Ｋさん」となっているのが小向さんです。
小向さんの本業はシンクタンクの研究員です。専門は通信やインターネットなど情報サービスの法的問題で、著作権や通信の秘密の保護、情報サービスとプライバシーの問題などについて、いま日本でもっとも詳しい人物の一人といってよいのだろうと思います。今年はいくつやっているのか知りませんが、東大、日大、東洋大、立教大、日本女子大、横浜国大、千葉大、その他いくつもの大学で教鞭を執っている売れっ子で、こんな本の著者でもあります。とても良い本です。
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梅田さんの「好きを貫く」ということばを題材にして、小向さんのことを書いたこともありましたっけ。
小向さん、どうかよろしく。
「シュンポシオン横浜」、ただいま総勢39人です。
