福田さん、ゲットです

シュンポシオン横浜」にご出席の皆さんに素晴らしいお知らせがあります。筑摩書房の編集者として『ウェブ進化論』、『フューチャリスト宣言』、『ウェブ時代をゆく』、そして『私塾のすすめ』など梅田望夫さんの一連の著作の刊行に携わった福田恭子さんに私たちの集まりにお越しいただくことになりました。

一昨日、小野さんのエントリーを読んで、『フューチャリスト宣言』の刊行時に日経新聞の広告を小野さんの一文が飾ったことを知りました。その際、小野さんに対して直接アプローチをしたのが福田さんでした。僕自身は7月末に梅田さんにお会いした際に福田さんにも初めてお目にかかり、ご挨拶をする機会を得たのでしたが、小野さんと福田さんの間にそうした因縁があったとは一昨日までまったく知りませんでした。


■sap0220の良かったら読んでねエントリー集(『勇気と想像力、そして少々のお金』2008年11月5日)


僕は小野さんのエントリーを読み、やはりどうしても福田さんには「シュンポシオン」にお運びいただかなければならないと心に決め、よし明日がんばってメールを書こうと思いながら、床に就きました。実は一度はお願いの言葉を書き始めたのですが、焼酎の酔いのなかで書くメールではないと考え直し、明日仕切り直しをしようと思いながら夢路についたのでした。

ところがなんということでしょう。翌朝、パソコンを立ち上げると、当の福田さんから「小野さんのブログを読んで自分の名前が出てきたことに驚いた。自分はブロガーではないので、「シュンポシオン横浜」への参加は遠慮するが、盛会をお祈りしている」という趣旨のメールが届いているではないですか。僕は目を疑いました。なんとなれば福田さんは横浜にお住まいの身。ご自宅からシュンポシオン横浜会場まで地下鉄で一直線なのです。30分でお越しいただけるのです。もし、ここで福田さんに起こしいただけないことになれば、梅田さんと福田さんの著作によってブログの可能性に目覚め、またこれからの人生の覚悟を決めた数多くのシュンポシオン参加者の皆さんに顔向けできない。そう思って、ぜひ12月13日にお越しいただきたいと、思いの丈をぶつけるつもりで返信をしたのでした。その結果がこのエントリーと相成りました。ほんとによかった!と今安堵の気持ちとともにこの一文をしたためているところです。

ちなみに、大きなお仕事をなさった福田さんは、『私塾のすすめ』を刊行後にご自身の人生に句点を打ち、現在、筑摩書房を離れてご自身の会社を立ち上げられたところです。

12月13日、福田さんと小野さんが「シュンポシオン横浜」の会場でお会いになる。なんだか、また嬉しくなってきました。

というわけで、「シュンポシオン横浜」、ただいま総勢36人です。


■「シュンポシオン横浜」参加者一覧