高校野球神奈川大会開会式

昨日は横浜スタジアムに夏の県大会開会式を見に行ってきた。
息子が怪我で出られなくなったので拍子抜けではあるし、保護者の会としての応援の義務はうちの奥さんが果たしてくれているので、わざわざ行くつもりもなかったのだが、何度も練習試合を見てきた子供の仲間たちの勇姿を拝んでみたくなった。

気温33度を超えた暑い夏の日。コンクリートと人工芝の球場は照り返しで30分立っているだけでめまいがしそうなほど。巨大な高校生のブラスバンドチームのマーチがその炎熱に対決を挑むように鳴り響く。

朝、大きな記事が掲載された地方新聞を見ていた息子は、約200校のスタメンのメンバー中、登録交代で出られなくなったのが自分一人だったのを見つけていた。社会の容赦のなさ、決して自分を中心に動いている訳ではない世の中を理解する上で、学生スポーツはある種の人生の縮図、生きた勉強の場として実に優れた機会だと思う。