仙台の休日

秋晴れの一日、仙台市街を歩き回りました。


【仙台駅前】
仙台駅は2階の高さにしつらえられた広いコンコースが駅前に広がる。なんだか、空が広く、近い。



サークルKサンクス
なぜかやけにいっぱい見かける。サンクスは愛知が本社のはずだが。缶ビールとサンドイッチを買った。


【道路】
碁盤の目に整備された都心の道。なんて広い道路だろう。東京・横浜では都心部でさえ、車線が少ない。だから、こんなに広い空がない。我が故郷、福岡など、仙台に比べると道はぐちゃぐちゃでほんとに貧弱。羨ましい。写真は広瀬通


広瀬川
ポプラの並木。河床と河岸が近い清流。高い空。東京に比べて張りつめた空気。歩いていて若い頃初めてであった頃の中部ドイツの市街を思い出した。帰りがけに同じ場所を通ったら、この時期の土地の風物詩だと教えられた芋煮の人たちがうじゃうじゃと湧いていて、ここがドイツではないことを主張していた。


【町内歩行者通路】
生まれて初めて、こういう概念と出会った。


青葉城跡】
運動不足の身、標高百数十メートルのお城登り程度で汗だくになった。つづら折りの道の正面に表れた石垣は威風堂々。圧倒される。


支倉常長
やっとお城が見えたと思ったら、脇に等身大クラスの支倉常長さんがいた。後で知ったが、なんと佐藤忠良さんの作。


【独眼流正宗】
石垣の上から市街を睥睨するお殿様にも会えた。


魯迅
お城を下り脇道にそれると仙台市博物館の裏手に出た。思いがけず文豪にも会えた。


【落葉】
紅葉はまだ端緒と見えて、博物館の庭には素敵な落ち葉の文様ができあがっていた。


【落葉2】

宮城県美術館
来週には個人的に好きなパウル・クレーの特別展が始まるという。残念。
しかし、それでも10点ほどのクレー、それにカンディンスキーを鑑賞できた。また、思いがけず佐藤忠良さんの有名作品をほぼ網羅した佐藤忠良記念館に辿り着き、ものすごく得をした気分になった。


佐藤忠良
日本一有名な彫刻家、佐藤忠良は彫刻に興味がない僕が見ても生きた人間を感じさせる


【新宮晋とけやき】
新宮晋の動く彫刻の横で大きなけやきが存在を主張していた。黄色と赤のコントラスト。さすがの巨大モニュメントも分が悪い。


【ボテロの猫】
「アリスの庭」と名付けられた庭園には猫、うさぎ、蛙、その他の異形のものたちが存在感をユーモラスに主張する。ここはガラスに囲まれた小さなワンダーランド。無茶楽しい。



【蛙とロボット】
蛙とロボットがとっくみあいをしている。何が発端かは知らないが、けんかはよくない。

【蛙とロボットと私】


ロボットと目が合ってしまった。


杜の都フリーマーケット
うまく写っていませんが、けっこうな人で、活気に溢れていました。


【わんちゃん】
そうか、仙台のわんちゃんは小さいのか。という思い違いには慎重なのに、同じような間違いを初めての土地では簡単にしてしまうところが面白い。


【青葉通り】
巨大なけやきの海。歩いてみて木々があまりに高く大きいので驚いた。写真にその大きさと抱擁感が出ていないのが残念。


【山寺】
閑かさや山にしみ入る蝉の声