風邪

昨日の午後4時過ぎ。東京ではすでに夕闇が迫る時間帯だが、急にぞくっときた。これはやばいぞと思った。数日前から、なんとなく体が重たい感じがあり、一生懸命考えるまでもなく、これは風邪の予兆に違いなかった。勤め先ではドミノ倒しのように社員が熱を出し、会社を休み、という様子で、こりゃ自分にも来るぞとある程度覚悟はしていたが、時期が悪い。よりによって「シュンポシオン横浜」へのカウントダウンが始まったタイミング。数年来、風邪で会社を休んだことなどないのに、ここでカウントダウンの末にダウンしちゃったら大した洒落である。

「シュンポシオン」事務局の辻さんと、午前中のSJCウォーキングイベントの世話人、小野さんにメールを入れて、様子を伝え、万が一の場合に備えて心の準備をして頂く。ウォーキングは様子見。しかし午後の「シュンポシオン横浜」は何としても行かねばならない。

午後9時には布団に入り、微妙に熱っぽい夜を過ごして、今のところ症状に進展はないのはとりあえずよい知らせだ。かすかな嘔吐感と風邪特有のだるさがあるのとを除くと小康状態で、このままなら乗り切れそうだが、さてどうなることやら。

人生思い通りに行くことの方が珍しい。明日が今日になったら思いもよらなかった展開になり、風景が違って見えることは誰にもある。風邪なんて大した話ではないけれど、タイミングによっては風邪一つがそれなりに重要な登場人物に見えてくるから面白い。