神部さん、ゲットです

二日続きで勤め先の編集者をご紹介させていただきます。神部さんは十数人いる勤め先の編集者の中でたった二人しかいない20代編集者の一人です。昨日、もう一人の20代編集者をゲットしていますので、私は我が社の若手を根こそぎ「シュンポシオン横浜」へと拉致することに成功したわけでございます。

神部さんは、こんな本とか、

ウェブは菩薩である

ウェブは菩薩である

あるいはこんな本を編集している人です。

天才の時間

天才の時間

『天才の時間』は、ニュートンダーウィンといった歴史に残る天才が、どのような日常と生涯を選んだが故に人類の歴史に即席を刻むたぐいまれな業績を上げることに成功したのか、そこには一般化できるある種のパターンがあるに違いないというテーマに迫った本です。よく見ると、みんな暇な時間を大事にしたという共通点がある。そんなお話を読みやすい文章で紹介する本で、これはなかなか面白いし、働き蜂が多い我が国においてとても教育的な本です。ただ、これを作った当の編集者本人は、毎日遅くまで仕事をしないと気が済まない奴でして、そんな様子を脇で見ていると、人生とはなかなかに面白いものだと複雑な思いにとらわれるわけでございます。

で、この御仁は私と7月に面識を得ることになる前から、この『横浜逍遙亭』を読んでいた人物でもあるのです。誠に情報感度の高い、有為の人材と申し上げるべきところでしょう。しかし、一緒に働いているにもかかわらず、私が実名をブログに掲げているのに、あるいは「目黒のブラックライオンで飲んだあ」などと書いているのに、ある日までこのブログの書き手と、最近会社に来たおっちゃんとを同一人物であることに気がつかなかったという困った奴でもあるわけです。

そんな愛すべき神部さんは「三上さん(id:elmikamino)の本を出したい」と密かに言っている人物でもあり、どんな企画をつくったら三上さんがその気になるか、みんなが読みたい三上本が出来上がるか、横浜では、ぜひご参加の皆様から貴重な入れ知恵を賜れば幸いです。

というわけで、「シュンポシオン横浜」、これで総勢43人。
くどいけど、参加申し込みは明日が締め切りです。


■「シュンポシオン横浜」参加予定者一覧