久しぶりにちゃんとはてなの「Myはてな」のページを見たら、デザインとともに機能もいろいろと追加があって、☆に彩色ができるようになったり、「ファン」「フレンド」などの設定が設けられていたり、書き込み日数に応じて金・銀・銅といった区別がなされていたりとユーザーをやる気にさせるさまざまな工夫が追加されていた。
ブログの楽しさは、著者の高みから読者を見下ろすような書籍とは異なり、情報を発信する者が情報を受け取る者でもあるコミュニケーションの仕組みにあると思うので、はてなの工夫は「プラチナ・金・銀・銅」以外は基本的に賛成である。でも、一方から他方への承認が「ファン」で、それが双方向になると「フレンド」で、という言葉づかい一つが、なにかお仕着せのにおいを帯びるというか、裃を着た感じになるというか、自然な交歓の回路にある種の色を付けるような感じがしないでもない。Fecebookなどの言葉遣いも同様である。この辺りの感じ方はとても微妙で、基本的には「はてな、いろいろとがんばってるな」と思いつつの違和感表明である。
「プラチナ・金・銀・銅」については、もちろんたくさんやることに生き甲斐を感じるタイプの人がいること、物差しを与えられると俄然がんばっちゃう人がいるは否定しないが、楽しく使わせて頂いている身としては、使えば使うほど「数字じゃないでしょ」と感じるようになってしまったので、ちょっとはずしてるんじゃないかなと思う。「数字ではない」と言えば、はてなブックマークは最近うるさく感じることが多いので、表にアイコンを掲示するのをやめにした。