またまた大谷翔平選手に関連した記事の話になるのだが、こんなのがあった。
■大谷翔平、左腕から初Hは先制適時打 エンゼルスは控えめ?称賛“ボチボチでんな”(2018年4月12日、THE ANSWER編集部)
https://the-ans.jp/news/21634/
4月12日のエンジェルスの公式インスタグラムが、大谷選手について「So far, so good!」をもじって「Sho far, so good!」という見出しの動画を公開したという、ただそれだけの記事。目を引いたのは、日本の記事が、この「Sho far, so good!」について「ボチボチでんな」という日本語をあてているところだ。
「So far, so good!」は、普通に訳せば「これまでのところはすごくいい」ということだと思うが、THE ANSWER編集部はこう書いている。
エンゼルス公式インスタグラムが「so far so good(ボチボチでんな)」をもじった「Sho far, Sho good!」とつづり動画付きで公開。
果たして、この「ボチボチでんな」が、「So far, so good!」の翻訳として成立するのか否かが非関西人の自分にはよく分からない。どうなんだろう?
日本語の記事の見出しは、「大谷翔平、左腕から初Hは先制適時打 エンゼルスは控えめ?称賛“ボチボチでんな”」なので、見出しをつけた編集サイドが「So far, so good!」の本来のニュアンス汲めていないのは明らかだが、ライターさんがどうしてまた「ボチボチでんな」とやったかのかは謎だ。この人は関西人で、「So far, so good!」という言葉を読んだとたんに自然と「ボチボチでんな」という言い回しが浮かんだのだろうか。大阪の人は「どうでっか?」と尋ねた相手が「まあ、ボチボチでんな」と返してきたら、「So far, so good!」という回答を得たと自然と受け取るのだろうか。状況によっては十分にありえるかもしれないが、果たしてこの記事でも、それが当てはまるのか。日本語は難しい。
ところで、ちょうど1年前の4月27日に12時間かかる手術を受け、長い入院をした。多くのブログの仲間にも勇気づけられて、なんとか術後2年めを迎えるところまできた。皆さん、本当にありがとうございます。今の気分を一言でいえば、「So far, so good!」です。