2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「本=編集」と「ブログ=非編集」の距離

三上さんがたいへん興味深い問題提起をしてくれました。以下に引用します。 出版ビジネスに関わる人たちの側から、本とウェブを区別した水準で、ウェブを手段にして、本を売るのが目的というありふれた構図、手法ではなく、本を本のままに、しかもブログに面…

突然ですが、ただの飲み会@目黒

「シュンポシオン横浜」を延期にしちゃったので、げんなおしに飲み会をやろうか、などと突然思いつきました。9月2日、今度の水曜日です。場所は金ちゃん(id:simpleA)の縄張りの一つ、目黒の「BLACK LION」。 http://www.blacklion.jp/j.html 大通りからちら…

「シュンポシオン横浜」延期のお知らせ

今年の11月に開催を予定していましたブログ仲間の歓談の集まり「シュンポシオン横浜2009」ですが、私の見込み違いでうまく会場が確保できず、この時期の開催を見送ることにしました。参加をご予定いただいていた皆さんにはたいへん申し訳ないのですが、どう…

最近、ブログが書きにくい

三上さん(id:elmikamino)のブログでコメントのやりとりをしている最中に、後先のちゃんとした説明をまるで省いて、 今のようなお手軽息抜きブログはよくないなと思い、とりあえず一年ぐらい休んでみようかとしばらく前から考えています。 どうも、ブログに書…

Matsui!

「ヤンキースの選手としては今年で終わり」と、もう決まったかのように言われていた松井秀喜だが、今年最後となるフェンウェイ・パークでのボストン戦で、2度の1試合2ホームランを記録したことで一挙に周囲の見る目が変わってきた。これはニューヨークのタブ…

本は編集者が作る

第1回ARGフォーラム「この先にある本のかたち:我々が描く本の未来のビジョンとスキーム」の様子を報道やブログで拝見した。 ■『CNET Japan』8月21日■『かたつむりは電子図書館の夢を見るか』2009年8月18日 このフォーラムの後半で、ジャーナリストの津田大…

11月21日の線は消滅

今年の11月に開催をもくろんでいる2回目の「シュンポシオン横浜」。昨日、予備日として設定した11月21日の2会場を押さえようと、一緒に事務方を買って出てくださった皆さんと電話と会場抽選・予約の組に分かれて仕事にかかったのですが、なんと両方ともには…

明後日は会場予約

明後日は、「シュンポシオン横浜2009」の予備日用会場確保の日。第一候補日の11月28日(土)に会を開催できる会場が見つからない場合に備えて、次点候補日の11月21日(土)のために予約を入れようという魂胆です。今年使う予定の会場候補は2カ所あるのですが…

岡田暁生著『音楽の聴き方』

京都大学の先生で音楽評論家である岡田暁生さんによる中公新書の一冊である。 セール用に巻かれた本書の派手な黄色の帯には「「お好きなように」と言われてもお困りのあなたに」と明朝体で大書されている。しかし、読んでみると、実際にこの本が読者として選…

映画、芥川賞、選挙

『サマーウォーズ』を観ようかと映画館の前までいったら、上映時間を間違えていて、次の回を待つとかなり遅い時間帯になってしまう。仕方ないから代わりに何か観ていくかと看板を見回したが、少し気持ちが動いたのは『HACHI』ぐらいで、けっきょくやめてしま…

マクルーハン

Web

「メディアはメッセージである」とマーシャル・マクルーハンが語ったのは1960年代半ばのことである。いま、読んでいる本の一節によると、この韜晦な文章の語り手は、当時、米国マスコミの寵児といってよいようなスター扱いを受けていたらしい。半世紀経つと…

『時をかける少女』、ゴルトベルク変奏曲など

一昨日、帰宅してテレビのスイッチをひねったら細田守監督の劇場用アニメ『時をかける少女』を放映していた。まだ、始まってすぐの時間帯だった。じっと見たり、画面を離れて皿洗いをしたり。少し経った頃に大学生の娘が帰ってきて、テレビの画面に目をやる…

twitter風

科学ノンフィクションの試訳中なう。(このメッセージの発出にはどのような意味があるか、思案中なう)

これも典型的にブログっぽい雑感ですが

twitterを見ていたら、坂東さん(id:keitabando)が「本日は「坂東慶太のブログ」記念日。三年目に突入しました。が、記念のエントリはなしです。 @taknakayama に怒られるかなw」って書いてたんだけど、私はブログという器にそこまでの思い入れは持っていない…

シベリウスとブルックナー

『シベリウス−写真でたどる生涯』という彼の伝記本を読んだ。若い頃、ベルリンに留学したことは聞き知っていたが、その後、短期間ウィーンにも行っていたことは知らなかった。一般人が読むレベルでのシベリウスの情報は、それほど多くない。Wikipediaの日本…

twitterの続き

Web

twitterのアーキテクチャは恒常的に使うのには出来損ないだろと思う。たった30人をフォローしてみただけで、もうわたくしめには無理。「飯食った」みたいなメッセージに時間を無駄に消費するわけにもいかず、まじめに使う気が失せる。少し見ないと100や200の…

村上春樹著『スプートニクの恋人』

僕は『風の歌を聴け』の新聞広告を鮮明に覚えている古い部類の村上春樹ファンで、普通に単行本で読める小説はだいたい読んでいるが、1999年に出された『スプートニクの恋人』だけは、ちょうど外国生活を切り上げて日本に戻る時期に刊行されたことも手伝って…

twitter

Web

なんか、みんなtwitterに精を出して、おかげでブログ空間はすかすかになってるような印象あり。と、twitter風に。

宮下誠著『カラヤンがクラシックを殺した』

素敵な音楽を奏でて大衆をうっとりさせ、その結果として巨万の富を築いて自信満々で生きる人生なんて糞食らえだ、という古典的アンチ・カラヤン本を読んだ。昔からカラヤン嫌いがやっていた議論の焼き直しなのだが、それをいま気がついたようにカラヤン生誕1…