2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧
梅雨のさなかの6月に、雨の代わりにありすぎるほどの日の光にあぶられて外出するのは粋じゃない。数分歩けば汗にまみれて、だるさが足にまとわりつく。これでは7月思いやられる。8月思いやられる。いっそう街毎クーラーかけて、都会の機能は冷房ですと言って…
感覚、直感、気分、気持ち。情緒が意識を振り回す。
水の柱が地面に突き刺さるような起きがけの雨。家を出てバス停に着く間に足もとはぐっしょり。午前中に雨は上がるが、湿度が身にまとわりつく。 体の表面が汗とともにかびてくる気配がある。
区の陸上競技大会で三ツ沢競技場へ。 次男は、隣で走った県大会出場選手を破り、この組1位、戸塚区2位の好成績を上げる。12秒46のタイムも公式記録としては自己ベストだ。 100メートル走の応援はあっけない。素人には目にとまらないうちにゲームは進行し、終…
倉橋由美子さんが亡くなる。あの無色透明の文体で綴られたエッセイの中でご本人が体調不良をほのめかしていたから、驚きはなかったが、もう少し書いて欲しかった。開高健に続き、また愛読する作家がこの世から去ってしまった。
1階にお住まいのNさんから一抱えのビワを頂く。都会の集合住宅の一室で、はっとするほどジューシーなビワの実がなるなんて思いもよらなかった。それだけのことかもれいないが、「やる気になれば何でも出来る」ことの例えのような気がしてきた。やる気になっ…
雲が主役の季節には、光の思いがけない自己主張に不意を打たれる楽しみもある。この夕日の輝きをみすみす見逃したら、損をしたと歯ぎしりすべきだ。
関東地方が北部九州とともに梅雨に入る。傘を持つべきか、持たざるべきか、自転車を使うべきか、歩くべきか。曇り空とテレビの天気予報を見比べながら優柔不断の身にとってしばし思案の日々が続く。
日本の3大会連続ワールドカップ本大会出場が決まる。初めてワールドカップを知ったのは82年スペイン大会だった。当時、ドイツの田舎町にある語学学校で、休み時間にテレビで流れる試合中継を欧州や南米の各地から来る同級生と観る一月を過ごした当時を思い出…
電車に乗っている自分は、この世からおさらばするために薬を飲んだ直後であるという状況から夢の内容を反芻することが出来る。夢の中の私は、今から数時間後に効き目が全身に回り、意識はなくなる定めにある。電車を降りた私はどこかのスポーツグッズ売り場…
故郷から荷物が届く。能古島産の夏みかんはきれいな黄金色の山。
中学生の頃からの友人である立石君の招きで、彼が指揮をする緑弦楽合奏団の定期演奏会を田園都市線青葉台駅前のフィリアホールに訪ねる。今まで抱いていたアマチュアの弦楽合奏に対するイメージを見事に壊された。ステージから立ち上がる力強い、厚みを備え…
今日は中学生にとって一番大きい競技会「全日本中学校通信大会」の横浜市大会で三ツ沢競技場へ。昨年、大雨の中、末の息子が初めての陸上の試合でヘッドスライディングを遂げた大会である。天気予報が前日から予想していた雷雨はなく、雲と湿度は多めながら…