誰かの言葉としてピアノの音を聴く

一雨ごとに秋が色づいていく。

昨晩はラーンキのピアノを聴きに行く予定だったのだが、所要でかなわずチケットを家人に譲った。帰宅しその感想を聞くと、それはそれは素晴らしかったらしい。そのようにして、聴かずに終わったコンサートの記憶が、自分以外の人間の言葉として残っていく。