「シュンポシオン横浜」へのお誘い(1): 最強の「前座」が待ってます

ブロガー仲間が集まる講演と懇親の集いをやろうと宣言したときから、「講演の部」を誰に頼もうかと思案してきました。名前が思い浮かんだ人たちはあっという間に10人近くになりました。それらの方々であれば、誰にやってもらうことになっても質の高く、集まっていただく皆さんのためになるプレゼンをやってもらえるだろうという安心みたいなものはあったので、この思案の時間は主催者の密かな楽しみの時間でもあり、パズルのように架空の講演の時間を組み立てて遊ばせてもらいました。

そうこうしているうちに夏は過ぎ、実際にお願いをしなくてはならない時期になりました。最終的に依頼をさせていただいたのは勢川びきさんと中村孝一郎さんのお二人です。

勢川さんについては、「話を聴いてみたい人がいたら教えてください」とこのブログでお願いをしたときにすぐにお名前があがり、私もその意見に1ミリの異存もなかったので、実質的に最初から決定していたのですが、残りの方はけっこう悩みました。

実はその前にプレゼンに何人立っていただくかという問題がありました。具体的にはずっと3人でいくか、4人にするかという二つのアイデアで揺れており、けっきょく最終的に2人に落ち着いたのは、9月も押しつまってから「大自己紹介大会」が浮上してきたからです。

で、その二人目ですが、これも何人かの方から「聴いてみたい」と具体的に指名があった中村孝一郎さんにお願いすることになりました。私は一度中村さんの講演を聴かせていただいたことがありますので、中村さんだったらこの会のスピーカーとしてこれ以上の人はいないことは最初から分かっていたのですが、勢川さんと中村さんが並ぶと米国西海岸ばなしが続くことになり、正直なところ、そこはどうしたもんだろうと思ったりもしていたのです。

そんなことから、お二方とはまったく立場や経歴が異なる方の話を入れたいと、あれこれと考え続けてきたのですが、それが最終的には一緒に企画をしてくれたyukioinoさん(id:yukioino)や辻さん(id:Ronron)の助言もあって、「大自己紹介大会」に昇華していき、このかたちに落ち着きました。

手練れのプレゼンテーターである勢川さんと中村さんがどんな話を聴かせてくれるのか今から楽しみです。実はまだどんな内容になるのかは私も聴いていません。いま、分かっているのは、お二人合わせて持ち時間を1時間40分(残念ながらちと少ないですね)でお願いしていること、お二人同士で内容を相談しあっていただいていること、その中で「漫才をやる」というアイデアもあるらしいといったことなどです。勢川さんからは「えー、Hide&Koichiroはなんでもやります。ま、前座の前座で、まずは空気作りかな」というメールを頂きました。お二人の講演が「前座」だとしたら、疑いなく史上最強の前座です。

勢川さん、中村さん、どうかよろしくお願いします。