梅田さんの『日と月と刀』評

梅田さんのブログはかかさず目にするようにしているつもりだが、5月12日のこのエントリーは読み飛ばしていたらしい。7月にお会いしたときに、梅田さんが「丸山健二の『日と月と刀』は……」と突然口にしたのでびっくりしたのだが、今頃になってその複線を理解したことになる。たいへん失礼しました。

僕はファンというほどまででもないが、丸山健二の著作をずっと追いかけているけれど、本書が氏の最高傑作なのではないだろうか。いや、日本文学における大きな達成、と評価される可能性もはらんでいる作品なのではなかろうか、そんなことを思いながら読んでいる。
■著作の反響、将棋をめぐる感想、「日と月と刀」(『My Life Between Silicon Valley and Japan』2008年5月12日)


僕は梅田さんとほぼ同い年なので、同世代の文学好きとして、「ファンというほどまででもないが、丸山健二の著作をずっと追いかけている」者として、うんうんと頷いてしまった。

梅田さんのエントリーには日経新聞に掲載された丸山健二の言葉が紹介されています。