2009-06-10から1日間の記事一覧

ブルックナーを聴くように村上春樹を読む

村上春樹の小説はアントン・ブルックナーの交響曲のようだ。という感想は、ほぼこの一年ほど、彼の第4番の交響曲ばかり聴いて過ごすということをしており、折りにつれ、この大作曲家のことを考えているから出てくるのだけれど、新作『1Q84』が、そうした…